東京地下鉄有楽町線の掲載7駅における3.3平方メートル当たりの平均価格は、155.7万円。1年前に比べて2.1%、金額にして3.4万円下落したものの、下落幅の大きな駅が目立つ都心の沿線では珍しく堅調に推移している。
事例数は292件(56件減少)、平均築年数は15.3年(1年前15.9年)だった。
平均専有面積は58.5平方メートル(同57.8平方メートル)。全体的に広くなっており、2年前比でみると小竹向原(13平方メートル増)、平和台(13平方メートル増)、地下鉄赤塚(17平方メートル増)で特に変化が大きい。
沿線が堅調な要因は、池袋と渋谷を結ぶ東京地下鉄副都心線(08年6月開業)の開通効果とみられる。有楽町線とは、池袋-和光市間の駅が同一だ。開通の影響は、都心寄りの平和台周辺までに顕著に表れており、小幅な値下がりにとどまる駅が目立つ。
特に小竹向原は25万円と大幅に上昇。急行停車駅である点が寄与したようだ。このほか今回のデータでは対象外だが、同じく急行の止まる和光市でも価格を上げている。
また、池袋の隣駅である要町は引き続き築年数が若返る可能性が高い。
地下鉄赤塚と地下鉄成増は、それぞれ13万円、11万円と値下がりした。両地域共に戸建てが中心。畑が多数見受けられ、近辺には赤塚城跡が残る都立赤塚公園もあるなど、緑が豊かで静かな住環境の広がるエリアだ。
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